会員企業のみなさま

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当会は会員企業の皆さまにエネルギー・環境問題についてさまざまなプログラムを通じて情報発信を行っています。会員企業の社員のみなさまにご興味を持っていただく、また、ご理解を深めていただくための機会としてぜひご活用ください。

エネルギー関連施設見学

会員企業向け見学会は2050年度カーボンニュートラル達成へ向けGX推進への動きが加速する中、その動きを支える発電設備を中心に様々なエネルギー関連施設の見学を行います。知識として知っているだけではなく、実際に施設を見学し、そこで設備を安全に運転している方々と意見交換することで、エネルギー・環境問題を身近に感じていただきたいと当会では考えています。

今年度は、発電時にCO2を排出しない九州電力株式会社玄海原子力発電所と八丁原地熱発電所を見学しました。 参加された方々は、発電の仕組みや電力の安定供給への取り組み、また、安全対策など、現場だからこそ直接聞ける「生の声」を聞いて、各発電設備について理解を深められていました。

見学会概要

第1回
開催時期 2023年5月30日(火)
見学施設 九州電力株式会社玄海原子力発電所(玄海エネルギーパーク・発電所構内・訓練センター)
参加者数 33名
第2回
開催時期 2023年10月4日(水)
見学施設 九州電力株式会社八丁原地熱発電所(展示館・発電所構内)
参加者数 35名

玄海原子力発電所見学

写真:2023年度会員企業施設見学会の様子

最初に大会議室で玄海原子力発電所の現状や安全確保の取り組みなど、これから見学する施設の概要について、発電所職員の方から分かりやすく丁寧な説明を受けました。
参加された方々は熱心に説明に耳を傾けていました。

発電所構内で具体的に施設の実物を見学する前に、展示館である玄海エネルギーパークでこれから見学する施設の詳細な模型などを見学し、展示館スタッフから説明を受けました。
参加者は広い館内を歩き回って、展示物ひとつひとつを熱心に見学していました。

写真:2023年度会員企業施設見学会の様子
写真:訓練センター

発電所構内の具体的な施設の様子については原子力防護の関係上、写真撮影等が禁止され、ここではご紹介できませんが、参加された方は、発電所職員が同乗したバスから要所要所を見学し、発電所職員の説明を聞きつつ、その施設の機能や安全対策への取り組みなどを確認していました。
発電所構内の見学の締めくくりは、訓練センターの見学です。ここでは、発電所の中央制御所を再現したシミュレーターを使って訓練している発電所職員の姿を見ていました。あらゆる障害発生を想定した対応訓練を行う様子を見学し、参加された方は原子力発電所の安全運転への取り組みについて、認識を深めていたようでした。

参加者のコメント

見学会終了時にご協力いただいたアンケートに記載された参加された方のコメントから一部抜粋してご紹介します。

  • もともと原子力発電所の再稼働は必要なことだと思っていたが、設備を見学することで安心感が深まった。原子力発電所のことを反対する方々中心に、もっと世の中に広める(情報発信)すべだと思った。
  • 原子力発電は脱炭素社会に欠かせないエネルギー供給源であることが一層理解できた。
  • 変わらず、これからも原子力発電は必要であると感じた。
  • 原子力発電所を直接見学でき大変参考になりました。もう少しゆっくり見学できればよかったと思います。ありがとうございました。

八丁原地熱発電所見学

写真:八丁原発電所見学の様子

八丁原発電所は、わが国最大の地熱発電所(1・2号機合計出力110,000kW)です。
その八丁原地熱発電所展示館で地熱発電の仕組みや開発地点の調査方法、発電設備管理の取り組みなどについて説明を受けました。
特に、地熱を取り出すための井戸(蒸気井)の構造や目詰まりの対処法など、参加者は実物を見ながら、日ごろ聞く機会がない説明に熱心に頷いていました。

写真:八丁原発電所見学の様子
写真:八丁原発電所見学の様子
写真:八丁原発電所見学の様子

八丁原地熱発電所展示館で施設概要の説明を受けた後に地熱発電設備を見学しました。発電所建屋に入り、設備の大きな稼働音を聞きながら、発電機を見学しました。最後は山頂展望台まで登り、八丁原発電所発電施設から九重の阿蘇くじゅう国立公園と耶馬日田英彦山国定公園の美しい山なみの風景を楽しむことができました。
見学終了後には発電所長から地熱発電の意義などを改めて伺うことができ、参加者の理解が一段と深まったように感じました。

参加者のコメント

見学会終了時にご協力いただいたアンケートに記載された参加された方のコメントから一部抜粋してご紹介します。

  • 展示館でパネルや実物を使った説明があり、全体の設備構成や各々の仕組みが大変分かりやすかった。
  • 全体の発電量に占める割合は少ないが、地熱発電はベース電源として重要な位置づけにあることが理解できた。
  • 発電所の職員の方々が非常に高い志を持って業務に取り組んでいることが感じられ感銘を受けました。
  • 地熱発電は自然エネルギーのすばらしい活用方法だと実物を見て改めて感じた。

申し込み方法

本見学会は主に会員企業さま向けのプログムであることから、当会事務局から各会員企業連絡担当窓口の方に見学会開催について、メール等でご案内します。当該ご案内に申込方法を記載していますので、その内容をご確認いただき、お申込みください。多くの会員企業の社員の皆さまのご参加をお待ちしております。
(注)参加者募集数に限りがありますので、参加を希望される方は早めお申込みをお薦めします。

電話番号:

092-714-2318
営業時間:9時~17時(土日祝休み)

メール:

info@q-enecon.org

講師派遣

経営層の皆さまの情報収集
社員・職員の皆さまの時事勉強会
教職員の方々のエネルギー・環境に関する授業の事前勉強

九州エネルギー問題懇話会では、九州内の企業や教職員の方々の研修会などに、エネルギー・環境問題のエキスパートを講師として無料で派遣しています。ぜひ、ご活用ください

画像:講義の様子

エネルギー・環境講演会

主に会員企業、経済団体関係者の皆さまを含め、幅広く九州にお住いの方を対象に、エネルギー・環境問題を身近に感じ、ご理解を深めていただくことを目的にエネルギー講演会を開催します。
エネルギー・環境問題に関連するその時々の最新情報をお届けするため、その分野でご活躍中の有識者を講師にお招きして、講演会を開催します。
また、終了後に、講演内容を要約した講演録を作成し、会員企業のみなさまに配布、ホームページにも掲載します。

2023年度 第3回 エネルギー・環境講演会(2024年2月8日配信)

写真:坂本敏幸 氏

講師

日本エネルギー経済研究所 理事
政策研究大学院大学(GRIPS)客員教授
坂本 敏幸 氏

テーマ

GX実現に向けての取り組みと今後の展開について

内容

2024年2月8日に、一般社団法人九州経済連合会は2023年度第3回エネルギー講演会を開催しました。一般社団法人日本エネルギー経済研究所理事・政策研究大学院大学(GRIPS)客員教授の坂本敏幸氏に、GX(グリーントランスフォーメーション)実現に向けた現状の課題と、これからの展開についてご講演いただきました。関心の高い話題に275名が耳を傾けました。

【参加者のコメント】

見学会終了時にご協力いただいたアンケートに記載された参加された方のコメントから一部抜粋してご紹介します。

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