九州エネルギー問題懇話会トップページ特集「『電気』はどうやって作っているの?」(7/20)地熱発電の見通し
3-2地熱発電の見通し
貴重な国産エネルギーとして導入拡大が期待されていますが、課題も多くあります。
※5:従来よりもさらに地下深く、マグマに近い部分にある超臨界状態の熱水資源(温度、圧力により「超臨界状態」、つまり液体と気体の区別がつかなくなっている水)を活用することで、これまでよりも大規模な発電が可能になります。
※6:超臨界地熱資源は、超高温・超高圧であることに加え、酸性濃度が高いといった特徴があり、井戸やタービンなど設備の腐食対策技術、大深度の掘削技術の開発が必要となります。
地熱発電の更なる導入拡大に向けて、超臨界地熱発電や高温岩体地熱発電等の技術開発を実施
出典:資源エネルギー庁HP「クリーンエネルギー戦略中間整理」、
「もっと知りたい!エネルギー基本計画C 再生可能エネルギー(4)豊富な資源をもとに開発が加速する地熱発電」より作成