どうする?地球温暖化

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3.温暖化への対応

温暖化をこれ以上進行させないために、私たちに何ができるのでしょうか。
現在、世界各国で温室効果ガスの排出量を減らすための活動が行われています。
危機的状況に陥らないために、実効性の高い排出削減策に取り組んでいくことが大切です。

二酸化炭素(CO2)の国別排出量

二酸化炭素(CO2)の国別排出量(2014年)を見ると、中国が全世界(324億トン)の4分の1以上を占めており、1位となっています。次がアメリカで2位、日本は5位です。また、国別の1人あたり排出量では、豊富な石油・天然ガスを算出するカタールが突出して1位となっています。同じく中東の産油国であるアラブ首長国連邦が2位、サウジアラビアが4位と上位を占めています。最大の排出国である中国は、1人あたりの排出量では日本より低くなっています。

世界のエネルギー起源CO2排出量(2014年)

CO2排出削減4つのシナリオ。最良のシナリオで2℃未満に

IPCC第5次評価報告書に登場する4つのシナリオは、人為的な起源による温室効果ガスの排出抑制に向けた追加的な努力(緩和策)を行わない場合の「ベースラインシナリオ」と。追加的な緩和策を実施した場合の「緩和シナリオ」に分けられます。2100年の気温上昇を産業革命以前に比べて2℃未満に抑えられる可能性が高いのは、4つのシナリオの中で唯一RCP2.6(CO2換算430〜480ppm)だけですが、2017年3月現在すでに400ppmを超えはじめています。このシナリオでは、2050年の温室効果ガス排出量が2010年に比べて40〜70%低減し、2100年にはほぼゼロがマイナスになることを想定しています。CO2排出削減のための技術や対策をできるだけ早く導入しなければ、RCP2.6の達成は難しくなります。

CO2排出削減(緩和)に向けた4つのRCPシナリオ
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